House in Owariasahi
「佇まい」をテーマに、時間の経過とともに素材の風合いが深まり、暮らしになじんでいく住宅を目指しました。
母屋に隣接する三角形の変形敷地は、直角を基準に建物を配置すると、利用しにくい余白が生まれてしまいます。そこで、建物の平面を敷地形状に沿わせ、限られた敷地をできる限り有効に使う計画としました。
コンパクトな室内に広がりと変化をつくるため、ダイニングと畳スペースは天井を低く抑え、平屋部分のリビングは天井を高くしています。斜めに折れ曲がる壁は一部に小さな余白を生む一方、視線を奥へ導き、実際の面積以上の広がりを感じさせます。リビングからウッドデッキへ視線が抜ける開口を設け、室内と庭の連続性も高めました。
ウォールナットの床と白い壁を基調に、オークの造作家具や板張りをアクセントとして組み合わせています。敷地の角度に合わせたキッチンは、施主との打ち合わせを重ねて一から製作したオリジナルです。
階段下収納、階段ホールの小さなライブラリー、2か所のロフトやクローゼットを設け、限られた面積のなかでも必要な収納量を確保しました。
Type: Architecture / 建築設計
Use: House / 住宅
Location: Owariasahi, Aichi / 愛知県尾張旭市
Date: 2014
Photo: Keisuke Nakagami (COVE1 Photo)